女性の心を落ち着かせる言葉

女性が抱える心の根本からの悩みを受け入れる|ベンヤミンの敗者の歴史と女性の悩みのパサージュ

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女性がいつも心の中で悩み受け入れるために。ベンヤミンの敗者の歴史から女性の心の悩みへ

・ベンヤミンの<問い>『目覚め』の歴史哲学;今村仁司著

未曾有の知の大陸へ孤独な旅に出たオム・ド・レトル。
暗号のような文章、謎めいた意味とは・・・。
認識、歴史、暴力、倦怠そして根源史とは・・・。
『近代』という悪夢からの目覚めを試みたベンヤミン。
歴史哲学の光が、その可能性を『救済』するとき、
彼のアクチュアリティーは、次の時代へと通じていくだろう。

パサージュとしてのベンヤミン

・ベンヤミンの『敗者の歴史』
「ベンヤミンの歴史概念は、既存の歴史思想を解体する破壊力を秘めている・・彼の歴史論は歴史的事実を『廃墟』として把握・・事物がひとつの生涯を終えて廃物になる瞬間に、事物の本性がはっきりと出現してくる・・こういう物の見方は、近代思想史のなかでは異例・・」p88(1)

・ベンヤミンが歴史哲学を採用した本質
「なぜこういう観点をベンヤミンは採用したのか・・思想史の文脈で言えば、ベンヤミンの歴史論は過去の歴史理解のすべてのタイプをことごとく解体するという問題設定から出てきたことは明らか・・たとえば啓蒙主義の進歩史観、19世紀の実証主義史観、経済史観と観念史観とを問わず『勝者の歴史』を描くことに腐心するすべての歴史像を解体して・・『敗者の歴史』を描こうとするのが、ベンヤミンの問題意識・・近代の歴史意識と時間意識が、過去を忘却し、ひたすら未来に向かって決断的に跳躍する形式をもつが、ベンヤミンの歴史と時間の観念はそれとはまったく反対である・・」p88(5)

・ベンヤミンのテーゼ『過去のなかに未来を見る』
「ここには、時間論の組みなおしがある・・フッサール的時間ともハイデガー的時間とも、方向においても内容においても異質・・ベンヤミンの歴史理論の特異性があり、また独創性がある・・」p88(13)

・体質としてのパサージュ
「ヴァルター・ベンヤミンは分類不可能な人だと言われる・・オム・ドレ・レトル(homme de lettres)としか言いようのない人・・どこにも分類できない人だというのはどういうことなのか・・分類を拒むベンヤミンの気分や体質あるいは意向をひとつのインデックスとしてみる・・そうした拒否の態度は何を指示しているのか・・性格をもつ人はいつも同一視に現れるというニーチェの言葉を引くのを好んだベンヤミンは、同一なものの反復を厳しく批判した人であったが・・彼も、傾向的に回帰してくる特異な性格の保有者であった・・そのことを・・体質という言葉で言い表している・・体質は癖のようなもので・・無意識でもあり、意識して抑えようとしてもけっして抑えられるものではない・・それが思想の湧き出るところにもなるわけで、体質を無視して彼のような人物の思想を論ずることはできない・・どういう体質なのか・・それはどんな形で現れてくるのか・・」p89(4)

・決定できない『移行点』『通過点』『敷居』
「あらゆる思想の糸筋が枝分かれし、絡み合い、重なりあい、あらかじめ決定のできないさまざまの方向に流れでていく『移行点』・『通過点』・『敷居』、秩序と無秩序がたがいに判然としない状態、昼間の光と夜の暗闇が混じり合い移行しあう場所、さまざまの音と色彩と明度が重層的にうち重なり凝縮しあう独特のブリュイ(喧騒)、大きくもあれば小さくもなる伸縮自在の何ものか、生と死のはざま、玉虫色に光る半透明の骨薫的宝石のごときもの、未来が忘れていった痕跡、生きているうちから死後の生を生きるもの、後史によって前史がつくられていく特異なイマノトキ・・・これらはすべてベンヤミンがその生涯においてしばしば繰りだした形象であるが、それらのひとつひとつがほかならぬベンヤミンの『性格』を指し示し、そうすることでインデックスになっている・・」p90(4)

・これこそ『パサージュ』だ
「これらの形象が共通に醸しだす雰囲気、これらの形象がひとつの星座になって一個の性格を作りだす雰囲気を、ひとつの凝縮した言葉で言いあらわすならば、それは、passageであろう・・あらゆる意味を込めてのパサージュ・・あらゆる形象が・・ここから湧き上がってくる言葉にして場所、体質にして性格、それがパサージュ・・ベンヤミンの実存の性格がパサージュであり、彼の仕事は、その運命の導くところ、歴史的な形象にして具体的な場所であるところのさまざまのパサージュを対象とするところまで行きつかざるをえなかったのである・・」p90(12)

・固有名への関心
「1920年代半ばから、彼は『パリのパサージュ』を思いたつ・・パリのアーケード街路は、もしもその名前が『アーケード街』であったなら、ベンヤミンはあれほど熱狂させはしなかったであろう・・パリのパサージュという『名前』が肝心・・その独特の通りがパサージュという『名前』をもつからこそ、それはベンヤミンの想像力を刺激する・・」p91(1)

・固有名と歴史的経験の密接な関係
「具体としてのアーケード街路はそれだけの物・・しかし物はかならず『言葉』を発する・・何よりも名前、とりわけ固有名が凝縮した歴史的経験を語りだす・・ベンヤミンにとって、パサージュという名前(としての言葉)が何より重要であった・・名前は記号ではない・・名前は歴史そのもの・・名前の考察が歴史の考察・・『パサージュ』という名前は、『パサージュ』という歴史である・・」p91(5)

・ベンヤミンの研究の下地
「彼のベルリン育ちが大いに役立ったことは確か・・ベルリンの育ったからといって・・諸都市を旅行したからといって、誰もがパサージュのなかに歴史そのものを、とくに『根源の歴史(ウアゲシヒテ)』を思いつくとは限らないし、じじつ、彼をのぞいて誰ひとりそんなことを構想したものはない・・パサージュ(の名前)のなかにひとつの時代をまるごと読み取るには、ベンヤミンのパリ体験が・・決定的であった・・」p91(11)

・ベンヤミンのパリ体験;格別の特異な経験
「かつてデカルトが、パスカルが、ルソーが、ある特定の瞬間に経験した衝撃と目覚めの経験を、ベンヤミンもまた・・彼らと同じ激烈さで経験した・・こうした経験は、それを経験した人物の仕事の方向を決定するのであるから、当の人物には決定的な形で記憶されている・・ベンヤミンを理解するには大変重要であると私には考えられるので、いささか長い引用をしなくてはならない・・」p91(18)

・ベンヤミン『ベルリン年代記』で回想
「『わたしはパリでのある午後のことを考えている。その午後のおかげで、わたしは自分の人生にたいする認識を得たのだが、認識は電光のように、霊感のような烈しさでわたしに襲いかかってきたのだった。人びとにたいするわたしの伝記的な関係が、わたしの友人・朋輩(ほうばい)にたいする、恋人・愛人にたいする関係が、そのきわめて生々しく、隠微なからみ合いにいたるまで明らかになったのは、ほかならぬこの午後からであった。わたしは自分につぶやく、それはパリのほかではありえなかったのだと。パリでこそ、壁や河岸が、停留所が、コレクションや瓦礫が、格子や四つ角の小さな広場が、路地(パサージュ)や新聞売場が比類ないことばを教えてくれる。だから人間にたいするわたしの関係は、わたしたちがあの事物の世界に沈み込んで、まわりを孤独で包まれるために、一種の深い眠りの底まで達するのだ。そこで待ちうけている夢の像が、それらの関係の真の・・

 


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女性の心を癒す落ちつかせるパサージュ|女性の不安を取る励ますための実践的哲学

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本サイトの女性の心を癒すためのパサージュ集

女性が抱える心の不安をなくす|フロイト精神分析エスと超自我のパサージュ

女性の心を癒すには不安を無理に取らないでおく|心の闇と心の癒しの精神分析パサージュ

女性の不安を解消するための哲学|シュオンの形而上学で女性の不安をパサージュ

オキシトシンで疲れを癒しに女性の新しい生き方に|ユング転移心理学からオキシトシンと心の癒しにパサージュ

 

 


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  • この記事を書いた人

tak

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