女性の心を落ち着かせる言葉

女性が自立して生きるための美学|心理学ラカンで真理を知る女性の生き方を哲学のパサージュ

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女性が自立して生きる美学をラカンから真理を求める実践。

・ラカン真理のパトス〜1960年代フランス思想と精神分析;上尾真道著

第3章:真理への情熱ーラカンのエピステモロジー

・学知としての精神分析

・1966年の『エクリ』出版後のインタビュー『フロイトについて』
「フロイトの読み方をめぐる質問に・・『フロイトを読めば読むほど、彼の理論的一貫性に驚かされる。彼の著作には一つの論理があって、私としては、それを文字や象徴で表現しているのだ。プルバキの新たな数学論理表現に匹敵するような厳密さでもってね』・・彼によれば、一つの科学的事実として生まれたフロイトのこの論理は、医学的な教育を受けた治療実践者たちから、長らく見過ごされてきた・・その科学的なインパクトに代えて、伝統的哲学の主体ー対象構造が呼び出されたために、その真価を問われずに来ている・・ラカンはフロイトへの回帰の旗印のもと『みなさんのためにエピステモロジーをやっているのだ』・・」p105(2)

・エピステモロジー=ラカンの理論的実践の別名
「63年の・・『破門』は・・医学的教育と伝統的哲学の双方からの分離の契機であり、ラカンを・・精神分析の特異性へと差し戻すこととなった・・デカルトのコギトを画期とする<科学>の開始と、それに固有の主体性の条件の中での、真理の切断を目指す実践・・ラカンのエコルノルマルでの教育は・・この構造が、厳密な論理を通じて基礎づけられることを示そうとし、それによって精神分析の学たる基礎を明らかならしめようとするものであったと言えよう・・」p106(4)

・エコルノルマルでの講義タイトル『総じてエピステモロジーである』
「精神分析の『基本概念』(64年春)を設定することから開始し、『重大問題』(64-65)、『対象』(65-66)を規定しようと努め・・『論理』(66-67)『行為』(67-68)が明らかにされるよう試みられた・・舞台をエコルノルマルに移したことによって・・広がりがもたらされたこと・・」p106(10)

・60年代思潮『分析手帖』小冊子の発行
「『言説理論の構成に貢献せんがため、未公表の是非を問わず、論理学、言語学、精神分析、ほかあらゆる分析諸学に関するテクストを提示する』と謳ったこの冊子は、ラカンの精神分析教育に大きく焦点を当てながら、のちにはデリダやフーコーをも巻き込んで、当時の知的磁場の形成に大きく貢献したもの・・ミレールを筆頭に、彼らの何人かは、ラカンが立ち上げたばかりの『パリフロイト学派』に参加して『カルテル』と呼ばれる作業グループを組み・・『言説理論』についての共同研究をも行ってるもいる・・」p106(18)

・73年のテレビ放送で;インタビュアー『ミレール』
「『特に君たちのところで初めて私は、陰鬱なのとは違う耳に聞かれていると感じたのだ。つまりこの耳らは、私が<一>を<他者>化するよう求めなかった。君たちに聞いてもらう恩恵にあずかったあの場に私を呼んだ御仁でさえ、そんな風な考えに飛びついたというのに』・・ここで仄めかされるアルチュセールについて、ラカンはすでにその宗教性への回帰に批判を向けていた・・徳としての『悦ばしき知』について述べている・・理解し、意味への突入することを目的とするのではなく、意味のすれすれをかすめるような知のあり方・・この『悦ばしき知』への言及は、前年の講演『エトゥルディ』の以下の一節を通って、61年における無意識概念の規定にまで通じる道を作っている・・」p107(12)

・ラカン;61年無意識概念
「『科学的言説に最もふさわしい言語であるべく、数学は良心なき学知である。そのことは我らの良きラブレーが約束している。哲学者は塞がれたままでいるしかない学知。悦ばしき学知は、これを魂の廃墟とみなして楽しむのだ。もちろん神経症はそこに生きながらえている』・・『悦ばしき学知』とはラブレーから取られたもので・・ラカンはこれをセミナール8『転移』では『無意識の本性を有するもの』としている・・無意識を明るみに出す『悦ばしき知』を、ラカンは一貫して追求していた・・。」p108(7)

・若い哲学者とのエピステモロジーは<一>を<他者>に化する
「60年代を経て、晩年の数学的形式化の試みに至るまで、ラカンの理論的実践の重要な縦糸となっている・・ラカンはそこにおいて<一>を<他者>化すること・・アルチュセールがそうしたとラカンがみなすように、そこからひとつの神学を再設立することとは、別の出口を模索し続けた・・我々はここで改めてラカンによる精神分析理論をエピステモロジーという観点から明らかにせねばならない・・知のあり方の徹底的な検討として・・重要性が浮き彫りになるもの・・真理の探究の試みとして・・」p108(13)

・真理への情熱とロゴス

・ラカンのエピステモロジーと真理は新しいものではない
「ラカンにとってエピステモロジーと真理とは、必ずしも新しい問題ではない・・46年に『精神医学的進化』グループの進歩的精神科医たちが中心になって開催された『心因』をテーマとするシンポジウムでのラカンの講演『心的因果性について』・・この講演においてラカンはさっそくエピステモロジーと真理の関係に言及している・・」p109(3)

『プラグマティストと言われる思弁的テーゼが広まって以来、科学エピステモロジーにおいては、真という概念が哲学的にタブー扱いされているから、私がそのタブーに気づいていないのではと驚く方もいるかもしれない。要は皆さんがこれからご覧になるのは、真理の問いがその本質において狂気の現象を条件づけているということ、またこの問いを避けようとすれば、この現象の意義を失わせることになるということである。』

・ラカン;精神医学の言説領野のあり方の論争
「狂気を人間的自由の必然として提示することで知られるこの論文・・プラクマティックなエピステモロジーにおける真理の問いの不在が指摘・・シンポジウムにおいて盟友アンリ・エイが、器質力動論的精神医学の立場から精神医学を科学的に回収しようとするのを、ラカンは批判している・・ラカンは、エイが、デカルトを素材にも精神ー生理二元論に還元しているとし、スピノザを参照して得られる『真なる観念』の問いがそこに欠けていると言う・・」p110(7)

・ラカンの概念ースピノザからエピステモロジーへ
「ラカンは、スピノザを通じてエピステモロジーにテコを入れることで、精神医学における異端の立場から狂気と真理とを結びつける・・精神疾患を人間的自由への襲撃とみなすエイの対極に位置している・・ラカンは、医者として『心因psychogense)を論ずるのではなく、哲学に依拠しながら『因果性causalite』を問う・・」p110(10)

・ラカン;『因果』から『因果性』への立場での擁護
『探究の中で位置取りに際して、私がデカルトたヘーゲルを好んで参照したのを皆さんお聞きになった。最近の流行りは、古典哲学を『乗り越える』ことだ。私だって、パルメニデスとの見事な対話を出発点にすることもできたのだが。というのも、ソクラテスも、デカルトも、マルクスも、フロイトも、ベールを剥ぐ情熱で研究を行ったものたちだから、『乗り越え』などありえないからである。この情熱にはひとつの対象がある。すなわち真理である。』

・ラカンが取る重要な哲学的立場
「真理に向けてベールを剥ぐ情熱・・医学との緊張の中でラカンが取る哲学的立場の重要要素がある・・真理についての一つの定義に関わるという点で、ラカンはその後の探究の方向をも示唆していよう・・事物と知性の一致という真理の定義を退け、ギリシャ古代に遡り、隠れないというその原義を掘り出したハイデガー哲学・・フランスへのハイデガーの導入は、30年前後から始まっており、ラカンもこれを同時代的に吸収している・・『心的因果性について』においても、ハイデガーは、『真理が啓示を意味する限りで』の、哲学史の『根源的多義性』を指摘した者として参照されている・・」p111(5)

・戦後フランスとハイデガーの関係に変化
「戦前(ラカンの友人でもある)ジャン・ヴァールを筆頭に導入されたハイデガーは、実存主義の哲学者として、キェルケゴール、ヤスパースと並べられて論じられていた・・47年に、フランスの精神科医ボーフレとの間で交わされた書簡が『ヒューマニズム書簡』として刊行されるのを契機に・・ハイデガーはその非実存主義、反ヒューマニズムの側面からフランス哲学に影響を及ぼすこととなる・・」p112(3)

・ハイデガーへの関心を持っていたラカン
「51年からボーフレの分析家となったのには偶然以上のものがあるよう・・彼はそのおかげで、ハイデガーの新たな議論に十分に通じることとなった・・55年にはフラインブルクでこの哲学者と直に会うことにも成功している・・」p112(7)

・非実存主義的ハイデガーと構造に対する相互関係の発展
「新たな非実存主義的ハイデガー読解は、この時代のもう一つのラカンの関心と結びついて・・精神分析理論に大きな寄与を果たす・・ルディネスコが述べるように、51年は、ラカンが、人類学のレヴィ=ストロース、言語学のバンヴェニスト、数学のギルボーとの間で、『構造』に関する相互の研究を果たした年でもあった・・『構造主義』の先駆けと名付け得るような『集団作業』だが、我々の文脈にとっては、ラカンがそこで、新たな科学パラダイム、『推測科学』の示唆を得たことが重要・・数学的な組み合わせに支配される象徴的な法をめぐる科学であり、ラカン理論を終始、特徴付けることになる、判断や意識なき合理性の科学である・・」p112(11)

・フランス精神分析協会機関誌第一号『精神分析』
「テーマ『精神分析の行動と領野における発話の使用と言語の構造』・・バンヴェニストの論文が巻頭を飾り、53年のラカンのローマ講演が採録されている・・ドイツで54年に刊行されたハイデガーのテクスト『ロゴス ヘラクレイトスの断片50』のラカン自身による翻訳されている点・・」p113(1)

・ハイデガー;ヘラクレイトスのある断片の翻訳
「ロゴスが『集めおき』と訳され・・『現前するものを現前することへと保蔵する』・・『隠れなさにおいて出来し存続させる』限りにおいて、『真理と同じである』と説かれた上で、『本来的に聴くこと』に結び付けられる・・真理であるようなロゴスを聞くこと・・ラカンが分析家による聴取を重ねて読み取ったとしても不思議ではない・・」p113(8)

・ハイデガーをラカンが訳す
「『私、この話死すべき者の話を聞くなかれ。選ばれるものが読まれるその遺贈品に耳を傾けよ。ただその遺贈品をわかるようにすれば、その時お前は、このことで持って本来的に聞くことになろう。』・・この講演は、ラカンの・・奇妙な振る舞いによって特徴づけられる・・講演内でこれを語る一人称を、真理へと譲り渡す・・『”私の今いるところに私を見つけるために、どんな印で私を見分けるべきか、これからあなたに教えよう。人間たちよ、聞きたまえ、私があなたに秘密を教えるのだ。私、真理が話しているのだ”』・・そこでは、こうした語りを聞くことの重要性が説かれる・・」p114(2)

『心理に関する客観化がその原理においてしたがっているのは、主体を観察対象としても支配している誤認の法則である。だが、あなたが主体へ向けて話さねばならないのは、主体についてではない。(心理的客観化の)仕事にはそれで十分であろうが、だとしても、そもそも主体が話しかけているのはあなたに対してではないのだから。あなたが主体にむけて何かについて話さねばならないとすれば、それは文字通り、別のモノについて、つまり、主体について話すときに問題となるものとは別のモノについてである。そのモノが、あなたへと話しかけている。主体が何を言うにせよ、このモノは主体にとってずっとアクセスできないままであるだろうーあなたへと向けられた発話となったこのモノが、あなたのうちにそこ応答を引き出すことができなければ。

 

 

 


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  • この記事を書いた人

tak

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