女性の心を落ち着かせる言葉

精神分析と自閉症|女性のうつ病の解決方法のための精神分析のパサージ

投稿日:2017年10月9日 更新日:

精神分析と自閉症。自閉症を抱えた子どもへの関わりとホルモンバランスからの改善を思索

・二つの無限
「社会学者・大澤真幸・・社会規範とは何かが、無限の観点から再検討・・無限には二種類・・否定には二種類ある・・中世人にとって時間とはあくまで有限であった・・『教会は、時間の無限の長さを前提とするような発言を・・』」精神分析と自閉症 フロイトからヴィトゲンシュタインへ;竹中均 p112(2)

・有限性と無限性と社会規範
「『体験の有限性と形式の無限性の間の矛盾』は・・いかにして『非問題化』・・『回避しうる』のか・・矛盾の回避の際に必要な条件は、『無限は厳密にその部分と等しい』・・『有限な集合の場合は、部分は常に全体より小さい』のに対して、無限な集合では、そのような部分/全体関係は成り立たない・・『全体はその部分と等しい』という性質・・無限に特有の性質を導入することによって『回避』される。『永続』の働きによって、矛盾は別の形として先送りされ、『非問題化』される・・矛盾それ自体は決して消えたわけではない。抑圧されたものはやがて回帰する・・。」p117(19)

・無限と社会規範
「社会規範はしばしば『◯◯してはいけない』という否定の形式をとる・・言葉の意味内容の上では、◯◯が存在しない状態を示唆している・・言葉の実践の上では、◯◯をわざわざ呼び出しており、◯◯が存在している状態を示唆している・・『インセスト・タブー』という言葉は、インセストの否定であるが、この言葉自体がインセストを呼び出してしまっている。」p119(4)

・否定をしない動物の行動
「動物の行動は人間に比べて制限が少ないわけではない・・人間以上にさまざまな制約を伴う『傾向性』がある・・ある種の動物はある特定の食べ物しか食べない・・そのような制約では、否定形式によってわざわざ◯◯が呼び出されることはない・・ないことは端的にない・・草食動物は、肉を食べないという意味での菜食主義ではない・」p119(8)

・フロイトの『否定』の論考
「人間の心的装置に特徴的な否定の形式についてフロイトは、短い論考『否定』・・『この否定についての考え方は、精神分析においては無意識の中に『いいえ』を見出すことはできず、自我の側からの無意識の承認は、否定の形式において表現されるという事実を符号する。被分析者が(わたしはそうは思いませんでした)とか、(わたしは [絶対に]それについて考えていませんでした)と反応した場合ほど、無意識的なものが発現されたことをはっきりと証明するものはないのである』」p119(13)

・否定の使い方
「精神分析の臨床場面・・否定が重要な位置を占めている・・動物としての人間は、有限の空間と時間の中に生きている・・社会的存在としての人間は・・無限の空間と時間の中に生きている。」p120(1)

・否定;二次過程が一次過程の緩和
「人間が・・緩和としての二次過程を生きているのに対して、動物は・・動物は快原理にしたがって生きていると思われる・・動物は快原理に振り回されて無限の振動状態に陥ったりはしない・・動物なり現実原理によって生きている・・その原理は緩和ではない・・一次過程を前提とした上での二次過程ではない・・少なくとも野生動物においては、快によって現実が構成されるという二次過程的性質は見られない・・ペットの場合・・人間の作り出した快原理にかなりの程度、巻き込まれているのかもしれない・・野生動物に肥満が見られにくいのは、単に食べ物の量の多寡(たか)だけによるのだろうか・・。」p120(12)

・快原理は動物的ではなく人間的
「快原理とは、動物的どころか・・人間的な原理・・フロイト精神分析は快原理の重要性を強調する・・人間も所詮は快不快に振り回されるような動物的な面を持っているという主張ではない・・快原理こそが人間的な高みと悲惨を生み出す基盤・・もしかりに人間に一次過程しかないとすれば、心的装置は外界との多少なりとも客観的な結びつきを作り上げることすらできない・・空間や時間という枠組みの中で自らが生きていることすら自覚できない・・その意味では、二次過程への変換は、生き延びるために必要不可欠・・。」p120(18)

・二次的ではない完全な現実があるなら
「一次過程の緩和としてではなく、二次的ではない完全な現実原理が成立していれば・・そのような状態では、無限そのものが理解できず、自らを無限の空間と時間の中に位置づけることができない・・二次的ではない完全な現実原理では、否定によるポジティブな規定がないから・・『傾向性』はあっても社会的規範のない世界・・。」p121(5)

・否定によるポジティブな規定
「『ない』という言葉が必要・・緩和ではない完全な二次過程においては、ないという状態は存在したとしても、『ない』という言葉は存在しえない・・否定の言葉によって肯定を呼び起こす作用もなしえない。言葉としての『ない』が存在しなければ、『限り』に斜線を引く営みとしての無限は生み出せない。『ない』という言葉は、一次過程の緩和としての二次過程においてのみ生み出される。完全ではなく緩和にすぎないことが、私たちを無限へ向けて開かれた存在たらしめている・・。」p121(10)

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tak

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