女性の心を落ち着かせる言葉

女性に哲学から心を癒してもらう|ジル・ドゥルーズとベルクソン差異についてのパサージュ

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女性の心を哲学で癒してもらう。ドゥルーズとベルクソンの差異

・ベルクソン;差異の観念
「差異の観念はベルクソンの哲学に或る光を投げかけるはず・・ベルクソンの哲学は差異の哲学の最大の寄与をもたらすはず・・」p7(1)

・差異の哲学の二つの面
「方法論と存在論との、二つの面において、つねに働くもの・・事物の相互の本性natureの差異を確定することが問題・・われわれは事物そのものへと『立ちもどる』ことができる・・事物を事物以外の他のものに還元することなしに説明し・・その存在そのもののさ中で把握することができる。」p7(5)

・差異を存在に委ねて
「事物の存在が或る仕方でその本性の差異のなかにあるものとすれば、われわれは、差異そのものが或るものであり、一つの本性をもち、結局それがわれわれに<存在>を委ねることになるだろうという期待をもち得るだろう・・」p8(5)

・存在論と方法論の問題
「存在論と方法論との問題は、たえずお互いに照合し合う・・本性の差異の問題と、差異の本性のそれとして・・ベルクソンにおいて、われわれはこの二つの問題のまさにそのつながり方に出逢うわけで、その一方から他方への移行の現場に立合うことになる・・」p8(9)

・ベルクソン以前の哲学者への本質的な非難とは
ベルクソンが彼に先立つ哲学者たちに浴びせる本質的な非難と真の本性の差異を見とどけなかったということである・・この種の批判がつねに見られることは同時にベルクソンにおけるこのテーマの重要性をわれわれにははっきりと示すものである・・本性の差異があったところに、程度degreの差異しかみとめられなかった・・その逆の非難もしばしばあらわれる・・たんに程度の差異しかなかったところに、本性の差異があるとされた・・脳髄のいわゆる知覚的機能と脊髄の反射作用の間、また物質の知覚と物質そのものとの間のように・・」p9(4)

・二面性へのテーゼで哲学の目的を問い直す
「哲学が万物との間に積極的で直接的な関係をもつものとすれば、それはただ哲学が事物そのものをそれが現に在る通りの相かた出発して、それではないすべてのものとの差異において、つまりその内的差異difference interneにおいて、把握しようと志すかぎりにおいてのこと・・」p10(7)

・内的差異にかんする本質的テーゼ
「内的差異などというものには意味がない・・と反論する向き・・それと同時に、同じ類に属する事物の間に本性の差異があることを否定せねばならなくなるだろう・・同じ類に属する個物相互の間に本性の差異があるとすれば、じっさいわれわれは、差異そのものがたんに空間的=時間的なものではなく、また種的なものでも類的なものでもなく・・差異とはその事物に対して外在的なものでも上位的なものでもないことをみとめざるを得ないだろう・・」p11(1)

・本性の差異こそ全体の鍵
「ベルクソンにしたがえば・・一般観念が・・極端に相異なる所与のものたちをたんに効果的な組分けのなかで示すものであることを証明することが大切であるか・・『快楽という名前のもとに組分けされた諸状態を検討すると、そこには、人が求める状態であるということの外には、何ら共通点が見出されないことを考えてほしい・・人間はきわめて相異なるこれらの事物をも、自らがそれらのものに同じ実利を見出しそれらすべてのものに同じ仕方で反応したという理由によって、同じ類のなかに組分けしてしまうのだろう・・』本性の差異こそすでに全体の鍵であるということは、この意味においてのこと・・そこから出発し、それを再発見せねばならない・・」p12(1)

・本性の差異の見つけられるところとは
「差異の本性を内的差異とみるような予断をもつことなしに、同じ類に属する事物相互の間にも本性の差異があることを想定するならば、われわれはそれ(差異の本性)が存在することはすでに知っている・・哲学はこの手段とこの目標(内的差異に達するための本性の差異)を目指すか、哲学は事物との間に消極的あるいは類別的な関係のみを保ち、批判あるいは一般的の領域へ・・たんに外的な反省の状態のなかへ、出口を見出すことになるか、のいずれかであろう・・」p13(4)

・ベルクソンの哲学の理想
「『その対象についてその対象だけに適用される概念、それがただそのものだけにしか当てはまらないために、それがなおも一個の概念であると辛うじて言い得るか得ないかのような概念』を作り上げること・・事物と概念のこの一致が内的差異であり、人はそこまで本性の差異を頼りに到達するのである・・」p14(5)

・差異とは直観である
「直観とは差異の享受である・・たんに方法の結果の享受であるのみでなく、それ自体が方法・・方法として、直観は唯一の行為ではなく、複数の行為、複数の努力と方向とをわれわれに提示する・・直観の第一の努力とは本性の差異の確定・・この差異は事物相互の間にあるので、問題はいわば真の区分distributionにかかわり、区分が問題になる・・現実をその分節にしたがって分けねばならない・・ベルクソンは好んで料理法(切り分け方)と名料理人についてのプラトンの周知の文章を引用する・・」p14(11)

 


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  • この記事を書いた人

tak

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