女性の心を落ち着かせる言葉

女性がお金に困らない仕事と考え方|フロムによるマルクスとフロイトのパサージュ

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女性がお金に困らない生き方には本質を生産する知的な至高性。フロムによるマルクスとフロイトのパサージュ

『ある状況についての幻想を捨てたいというねがいは、幻想を必要とする状況を捨てたいというねがいである』

『批判は、絆からまぼろしの花をむしり取ってしまうが、それは、人間が幻想や慰安(なぐさめ)なしに絆にしばられるためではなく、絆をふりはらい、生きた花をつみとるためである』   ;カール・マルクス

『人間は、永遠に子供にとどまることはできない。いつかは、<敵意ある人生>のなかに出ていかなければならない。これは<現実への教育>といってよい』

『いや、われわれの科学は幻想ではない。むしろ幻想とは、科学があたえることのできないものが、どこかほかのところで手にはいるかのように、信じ込むことをいうのであろう』

『イドのあるところに自我をあらしめよ』  ;ジークムント・フロイト

マルクスとフロイトの思想をめぐって

・自分に影響された思想の始源は分からない
「自分の生涯にもっとも重要な位置をしめるようになった思想が、どうして自分の関心をひくようになったのかを考えてみても、かんたんに答えをみいだすことは困難・・生まれつきある種の問題に好みを持っていたのかもしれないし、教師や時代思想や個人的体験によって影響をうけたのかもしれない・・どの要素が人生航路を決定したかは、誰にもわからない・・すべての要素の比重を正確に知ろうとすれば、詳細に経歴を語った自叙伝を書いても・・答えをうることはむずかしい・・。」p7(1)

・フロム;思想的自伝
「ひとは、なぜ各人各様のふるまい方をするのだろうか、という疑問が、わたしの念頭を支配するようになったが・・いらいらして気むずかしい父と、沈みがちな母とのあいだにひとりっ子として生まれたので、人間の心の反応の奥にひそむ自分でもわからない原因に、興味を持つようになった・・ある事件を・・思い出す・・12歳のころ・・わたしの精神生活を飛躍的に発展させ、10年後にフロイトへの興味を本格化させるもととなった・・。」p7(10)

・フロム;精神生活を発展させる事件
「わたしが親しくしていた、ひとりの若い女性に関するもの・・年は25歳ぐらい・・彼女は、魅力的な、美しいひと・・わたしの生まれてはじめて知り合った画家・・彼女は一度婚約したのに、まもなくそれを取り消し、妻をなくした父親に、ほとんどつきっきり・・ある日、わたしは思いがけない知らせを聞いた・・彼女は、その父が死んだ直後、父といっしょに埋葬してほしいという遺書をのこして、自殺した。」p8(5)

「『こんなことがあってよいのだろうか』という考えがうかんだ・・美しく若い女性が、絵を描いたり人生を楽しんだりする喜びに生きるよりも、いっしょに埋葬されたほうがいいと思うほど、そんなに父を慕う、こんなことがあっていいのだろうか・・答えはえられず・・その後、フロイトの学説を学んだとき・・青年期のはじめに体験した、不可解で恐ろしいできごとに対する解答だという気がした・・。」p8(13)

・フロム;マルクスに影響されたエピソード
「わたしは敬虔(けいけん)なユダヤ人の家庭に育った・・旧約聖書の諸編は、わたしの接したほかのなによりもわたしを感動させ、勇気づけた・・ヘブライ人によるカナンの地征服の物語は・・不愉快でさえあった・・モルデカイやエステルの話に用はなかった・・アダムとイブの反逆の話、アブラハムが神にソドムとゴモラの住民の救いをもとめる話、ヨナのニネベ伝道の話、その他聖書の多くの部分がわたしにふかい感銘を与えた・・イザヤ、アモス、ホセアによる予言の書・・種々のいましめやわざわいの告知ではなく『終わりの日』の約束がなされていたから・・。」 p9(6)

・フロム;旧約聖書で感銘したエピソード
「その日、諸国民は『そのつるぎを打ちかえて、すきとし、そのやりを打ちかえて、かまとし、国は国にむかって、つるぎをあげず、彼らはもはや戦いのことを学ばない』。すべての国民は同胞となり、『水が海をおおっているように、主を知る知識が地に満ちる』。この世界平和と諸国民協調の未来像・・キリスト教社会に住んでいたユダヤの一少年として、わたしは反ユダヤ主義のいざこざ幾度かまきこまれたし・・その双方に冷淡・排他の感情が存在しているのを見ていた・・わたしにとっって、世界平和・世界同胞主義といった予言的未来像ほど、精神を高揚させる美しいものはなかった・・。」p9(14)

・フロム;精神発達に影響されたエピソード
「1914年夏、戦争が始まった・・教師たちの戦争に対する態度・・ラテン語の教師が、戦争の二年前、授業中好んで口にしていた格言は、『平和を欲するなら、戦争を覚悟せよ』という言葉・・いざ戦争が勃発すると、うれしそうにした・・彼の平和への関心がほんものではなかったことがわかった・・たえず平和の維持に心をかたむけているように思われたひとが、今度は一転して戦争を歓迎するということが、あってよいだろうか・・。」p10(11)

・精神的苦悩から近づいたマルクスとフロイト
「個人的・社会的諸現象についてさまざまな疑問に悩まされ、一心に解答をもとめた末に・・フロイトとマルクスの両者の思想体系の中に解答をみいだした・・同時に、両体系の内部に、ある種の仮定事項が存在するのではないかという疑いをいだくようになった・・個人生活を支配する法則と、社会の法則ー・・社会的存在としての人間をめぐる法則を、理解することであった。」p14(16)

・フロム;両体系に永続的真理を探究
「フロイトの概念の中に、修正の必要のある仮定事項ではない、永続的真理をよみとろうとしたし、マルクスの学説にも同じことをしようとつとめ・・両思想家の理解と批判から、ひとつの総合に到達しようと図った。この試みは、理論的思弁という手段だけでおこなわれたのではない・・わたしが純粋な思弁というものをあまり高く評価しないからではなくて(すべては、誰が思弁するかにかかっている)、経験的観察と思弁とを融合させることによって無上の価値が生じることを信じ(現代社会科学にともなう弊害の多くは、それが思弁なき経験的観察に終始することからくる)、・・事実の観察によって思考をみちびき、観察がたしかな場合には、理論を修正するようにつとめた。」p15(6)

 


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