女性の心を落ち着かせる言葉

女性が生き方を変えるために哲学する提案|ローティの哲学の終焉と終焉の哲学

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ローティの哲学から女性が生き方を変える哲学をして、哲学ができるために

理想 1984年N608

ローティによる哲学の<脱構築>『哲学の終焉』『終焉の哲学』

・哲学の衰弱
「およそ哲学に携わるもので、哲学の営みが果して<学>として成立しうるものか否か、あるいは哲学はいかにして『科学』や『文学』から己れを区別しうるかを自問してみなかった者はいない・・デカルトの方法的懐疑、カントの批判哲学、フッサールの厳密学の構想・・哲学が他の諸科学から区別されて<学>として成立しうる根拠を問い直すというすぐれてメタ哲学な動機を、その具体的思索の中に同時に内在させている。」p89(1)

・哲学の科学での侵食
「古来哲学固有の領分と考えられてきたものが・・17世紀以降次第に個別諸科学によって侵蝕されて来たことは歴史の教える所であるし・・現代では、言語学、人類学、社会学、心理学、精神医学といったいわゆる『人間諸科学』との連携なしには哲学そのものが立ち行かなくなっていることは、誰の目にも明らか・・。」p89下段(1)

・アメリカの西洋哲学への侵蝕
「個別諸科学の領域に対して最も影響力を持つ哲学者を問われた場合に、N・チョムスキーとT・クーンという言語学者と科学史家の名を挙げざるをえないという事実は・・大文字で指呼される古典的な哲学理念の衰弱を告げる象徴的な出来事ではある・・古代ギリシアやヘーゲルの時代にもっていたような、一国の精神文化に対する哲学の指南力が、今世紀に入って著しく低下したことは覆すべくもない事実・・。」p89下段(8)

・哲学の危機
「一切の<知>の基礎づけを行い、人間の生に確たる行動原理を提示しうる『愛知』の営みとしての『哲学』という理念・・」p90上段(9)

・詩の亡んだことを告げる詩人;鮎川信夫
『詩がほろんだことを知らぬ人が多い。いま書かれている作品のすべては、詩がほろんだことをおどろきと安心、詩が生まれないことへの失望と居直りを、詩のかたちで表現したものという袋のなかに入れてしまうことができる。もちろん、そのなかにはある快感をさそうものがないではない。しかし、それはついに詩ではない。詩それ自身ではない。そこには一つの態度の放棄がある。つまり、この世界と数行のことばとが天秤にかけられてゆらゆらする可能性を前提するわけにはいかなくなっているのである。』p90上段(16)

「引用文中の<詩>を<哲学>に置き換えてみれば・・リチャード・ローティが強力に推し進めている哲学の『脱構築』の作業と重なり合う。」p90下段(3)

・素朴さを失った哲学
「デカルトの『コギト』やフッサールの『超越論的主観性』は・・『この世界の数行のことばとが天秤にかけられてゆらゆらする可能性』を開示するものであった・・今日の哲学の自己理解は・・可能性を額面通りに信ずる素朴さからは遠く隔てられている。」p90下段(6)

・ローティ;アルキメデスの支点
「デカルトに始まり、ロック、カントを経てフッサールに至る『認識論』に領導された『<知>の基礎づけ』を主務にする哲学の理念、世界と言葉とを天秤にかけるべきアルキメデスの支点を追い求める哲学的の<終焉>をこそ宣告する・・。」p90下段(10)

 

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tak

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