女性の心を落ち着かせる言葉

女性のイライラ解消とうつ病とホルモンバランスの関連|フロイトとベルクソンの精神のパサージュ

投稿日:2017年10月3日 更新日:

心のイライラからうつ病へ。女性のうつ病改善のために精神分析を取り入れる

・二人のほぼ完璧な没交渉
「二人にとっての複数の友人の存在が想像以上の大きな影響力を発揮・・フロイトからベルクソンに至るべき通路をパリに心理学者ピエール・ジャネという存在が、逆にベルクソンからフロイトに至るべき通路wpジャネとカール・グスタフ・ユングという存在が・・連結するような雰囲気の中で実際には遮断してしまったのではないか。」p11(7)

「フロイトとベルクソンのあいだに立ち、双方とある程度は交流することになったアメリカの心理学者にして哲学者ウィリアム・ジェイムズという人物も、彼のフロイトとベルクソンに対する温度差、さらには彼のフロイトとユングに対する温度差よえに、とりわけフロイトにとって微妙に遠い、たんたんとした、時には冷淡なくらいの存在であり続けた。」p11(12)

・フロイト誕生前に生まれたクレペリン
「1858年は精神医学にとって、いわば画期的な年・・2月には、エミール・クレペリンが北ドイツの街に生まれている・・医学部教育を受けて精神医学に従事するという経歴をとった人々にとって、クレペリンは最大級の学者・・クレペリンの最大の功績は、同一の原因、同一の病像、同一の経過、同一の転帰を具備する精神病を疾患単位として厳密に記述し、相互に区別して多くの精神病群の一大体系を作ろうとした熱狂的尽力そのものなのだ・・彼の堂々たる努力の成果・・進行麻痺、早発性痴呆(精神分析病、統合失調症と言い換えられてきている)、躁鬱病、てんかん性精神病群などの臨床単位として存続している・・弟子のアロイス・アルツハイマーの研究成果を重視し・・。」p13(1)

・フロイト誕生の翌年にブロイラー
「1857年に、チューリヒ近郊の小さな村ツォリコーンの農家に、オイゲン・ブロイラーが生まれた・・スイス人の精神医学上の仕事は、クレペリンにとってもフロイトにとっても、小さくない・・ブロイラーは、早発性痴呆の臨床単位性については、いちおうクレペリンに従うが、その臨床心理学ないし精神病理学洞察力はクレペリンをはるかに凌いでいた・・『早発性痴呆または精神分裂病群』という大著を刊行し、不治の病という思い込みを消去せんとした・・ヨーゼフ・ブロイアーとフロイトの共著として1895年に刊行された『ヒステリー研究』を(心的生活のメカニズムにまったく新たな洞察を開いたものである)と絶賛している・・。」p14(2)

・ベルクソンの誕生
「1859年5月30日ピエール・ジャネがパリで生まれ、そして同年10月18日、アンリ・ベルクソンが・・パリで生まれた・・1859年は、50歳になるチャールズ・ダーウィンが『種の起源』を刊行した年・・人間の、精神の進化と退化異の謎を、また自己保存と種の保存の謎を考え続けたフロイト、ジャネ、ベルクソンにとってこの書物の意義は大変大きい。」p15(6)

・同時期にダーウィン誕生とその影響
「高次中枢神経機能の層理論から社会的ダーウィニズムに至るまで、広汎かつ雑多な進化論の影響が三人に及ぶことになるのは時代的必然であった。」p15(14)

・フロイトの自己分析の鋭さ
「フロイトを長年にわたって悩ませた『鉄道恐怖症』がフロイト自身のエディプスコンプレックスに由来するのは明白である。」p16(18)

・フロイト、ジャネ論争1923年刊行『心理学的医学』
『ちょうどこの時期、ウィーンの医師、S・フロイトがサルペトリエールに来て、この種の研究に関心を持っていた。彼は事実を確かめ、同種の新しい観察例を公けにした。その著作のなかで、フロイトは私が使った言葉を変えて、私が心理分析と呼んだものを精神分析と名づけ、意識と四肢内蔵の運動との総体、つまり外傷性記憶を構成してそれにむすびついているものの総体を名づけるために心理系と私が呼んだものにコンプレックスという名を付した。また私が意識の狭窄と呼んだものを抑圧として考察し、心理的解離ないし精神的解毒と呼んだものにカタルシスという言葉をあてた。しかしすべからく彼は、医学的思弁の壮大な体系の中に限定すべく、臨床観察や治療過程を改ざんしたのである。」p19(1)

・ジャネの不毛な論文記述のころのフロイト
「フロイトは『不気味なもの』(1919年)、『快原理の彼岸』(1920年)『集団心理学と自我分析』(1921年)、『自我とエス』(1923年)など、途轍もなく重要なメタサイコロジー問題を思索し、執筆し、公刊していた・・心理学ではなく、人間存在の生命論的存在論に、差異化する有機体と反復する無機物との力動に肉薄(にくはく)していた・・フロイトのメタサイコロジーは、むしろベルクソンに近い真に哲学的な思索なのであって・・。」p19(12)

・ベルクソンの研究
「ベルクソンの『生への注意』はジャネの『現実機能』に相通じるし、『物質と記憶』でベルクソンはジャネの人格分離に関する研究を参考にしており、『空想機能』という用語も借りてきていると言われる・・ジャネに見るように、老年になってつらい過去を回顧するのは、回顧内容の正誤真偽は別として、要注意・・フロイトとの関係でジャネはひどく損をしている・・。」 p20(12)

・1889年ベルクソン第一著書発表
「『意識に直接与えられたものについての試論』をついに刊行・・ジャネの学位論文『心理自動症』の審査通過も同時的であって、ジャネは医学の勉強を開始・・科学者としても思想家としても、『無意識の発見者』としてのジャネの個性の不適格性を如実に物語っていると思われる・・ベルクソンとフロイトにジャネが遠く及ばなかった気質的な理由をジャネ自身が白状してしまっていると思われても仕方がない・・。」p21(5)

・エレンベルガーが説く;ジャネの不適格性
『ジャネは恋に陥ることについておかしな余談をしている。ジャネは恋に陥るなどは本当に健康で心のバランスのとれた人間には決して起こらない一種の病気とみていた。この二個所を鍵としてジャネの一般的な思考傾向を説明できそうである。ジャネは明らかに活動的で非情緒的な形の人間に属していた。ジャネを知るものは誰もが、ジャネの感嘆すべき活動性を、その平静さと共に力説している。ジャネが活動性という概念を中心にした心理説をみがき上げるようになり、ジャネの説の中では感情は行動を妨げるいささか厄介なもの、せいぜい行動を制御するものとみなされているのも驚くにあたらない。ジャン・ドレ教授がジャネを『能率の心理学者』と呼んだのも不思議ではない。』;エレンベルガー『無意識の発見』p22(2)

・ベルクソンに追いつけないジャネ
「ベルクソンと似た現実機能好み、現実原理への集中の絶対肯定、『生活(生)への注意』の賞賛、行動人の肯定、睡眠に代表される弛緩した生命様態(夢見、観照)の回避などが浮かび上がってくるが、快原理の渦巻きに身を委ねるようなダイナミックな『もう一つの生・記憶』から、『キリスト教神秘思想』に至り、ついには晩年になって『霊魂不滅』にまで言葉を進めるベルクソンも固有の堂々たる通奏低音とは似て非なる人格中枢を・・ジャネに感じざるをえない・・エロースの陶酔と暗夜の悲鳴を知らぬ者に、ベルクソンが理解できようか・・フロイトが理解できようか。」p22(13)

無意識・心の基体の発見

・問題は秩序の有無
「意識には秩序がある。視覚現場をモデルとして意識野が展開されているわれわれの習慣が、最も常識的な意識の秩序性を物語っている・・五感の秩序があるところ、意識が生まれる・・問題は秩序の有無・・主体と客体、主観と客観、自己と他者、自極と他極、時間と空間、身体と事物、遠ー近法、高低、光学的明暗、軽重、寒暖、美醜、愛憎、快不快など・・意識的である限りにおいて秩序的(二項対立的、二元構造的)であり、秩序的である限りにおいて意識的なのである・・このような常識(二項対立的秩序意識)がひっくり返されるのは・・常識に素直であるならば即座に明らかであるように、夢の世界と狂気の世界においてであると、理解されよう。」p24(15)

 


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tak

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