女性の心を落ち着かせる言葉

自律神経で女性の心を癒す|ラカンの精神分析エクリを読み女性の心を癒す

投稿日:2017年10月23日 更新日:

自律神経は交感神経と副交感神経。女性の心を癒すのは副交感神経。ラカンの精神分析で副交感神経を高める

『治療の方針』におけるラカンの精神分析技法

・ラカンの論争
「ラカンの主要な論文が・・『治療の指針とその力の諸原則』はある論争への介入・・当時の様々な精神分析の協会・・様々な実践家や理論家のあいだで生じていた、分析家を訓練する正しい方法とフロイトの仕事の重要性をめぐる論争・・。」p13(1)

・現代まで活きているラカン『現代の精神分析』
「ラカンの同僚たちが・・いくつかの・・見方を採用して・・精神病、倒錯、神経症に根本的な区別はほとんどない・・早期の対象関係の堅固さにもとづいた連続性のうちに位置づけられる・・神経症者はなかなか良い対象関係を、倒錯者はあまり良くない対象関係を、精神病者は悲惨な対象関係を・・正常なひとは完璧な対象関係をかつて持っていた・・」p14(31)

・『精神疾患の診断・統計マニュアル』第4版(DSM-6に至るまで)
「精神病、倒錯、神経症には根本的ないし構造的な区別はまったくないという見解が好まれている・・DSM-6によれば、精神病エピソードを持ったひとでも、その前後において正常でありうる・・いかなる構造もない・・『現代の精神分析』の著者たちによれば・・『前性器型』(精神病者と倒錯者)と『性器型』(神経症者)のあいだのこと・・治療の目標は・・前性器型を性器型へ変えること・・分析を受ける以前から性器型だった者は、分析をとおして『かつて彼らが性的な楽しみであると信じていたものが、いま経験しているものと大きく違うことを自覚する』・・前性器型は弱い自我を持ち、性器型は強い自我を持っているとされる・・目標は自我を強化すること・・。」p15(6)

自我はすでに十分強い:ラカン『発話と言語の機能と領野』

『ここでひとは治療行為における判断の誤りをしばしば犯す。それは、過度の強い自我の構造が引き起こす多くの神経症において、自我を強化しようとする誤りである。そこには袋小路しかない。』

・ラカン;自我の判断の回帰から変更
「ラカンが1950年代に採用した立場・・圧倒的多数の症例において自我はすでに、十分強いどころではない。彼は『精神分析とその教育』では、自我は少しも弱くないと述べている・・自我はきわめて強く、硬直している・・神経症者においては、自分の性的ないし攻撃的な衝動のうちに、自分自身に対する見方と調和しないものがあるときはいつでも抑圧が生じ・・抑圧されたものは症状として回帰する・・もし神経症者の自我が十分弱く、そうした衝動を自らの外側へ追いだすことができないなら、いかなる症状も生じない・・。」p15(24)

・精神分析の目標
「神経症者の自我は、必ずしも分析家の自我より弱いわけではない・・分析の目標は、分析家のより強い自我をモデルに分析主体の自我を形成することではない・・実際には分析の目標は、自我の固定性と硬直性を緩和することだと言えよう・・こうした硬直性のせいで、多くの事柄を精神から追いださねばならなくなるからである・・この『過度に強い構造』こそが多くに抑圧をもたらす・・。」p16(8)

・精神分析;自我理想の緩和
「分析を受ける以前は、無意識になるよう、また無意識に留まるよう強いられていたはずの事柄は、代わりに意識的なものとなる・・不適切なものないし嫌なものとして拒絶する必要はもはやなくなる・・欲動(エス)と自我と超自我との新たな関係が発展し、それ以後の抑圧が生じなくても済む・・。」p16(15)

『ラカンは明らかに、フロイトの初期の仕事の多くの側面を後期の仕事よりも好み、また第二局所論をそれほど好みはしなかった。そして第二局所論におけるエス、自我、超自我こそ、運動としての自我心理学が自らの導きの糸としたものである。フロイトの死後に出版された『精神分析概説』(1940)のある部分は、ラカンが『治療の指針』で批判する『現代の精神分析』所収のテクストであるかのように読むことができる。そこでフロイトは、患者の弱い自我について、そしてまたその自我を強化するために精神分析ではどのように作業を行なうかについて語っている。しかし彼は決して、分析家の自我をモデルに患者の自我を形成すべきだとは述べてはいない。実のところフロイトは、自分が患者のモデルになるといった誘惑には警告を発している。」

『フロイトはときおり、次のように示唆している。自我をエスの衝動に直面させる必要があり、これを受け入れるか拒絶するか自我にはっきり決断させなければならない、と。これに対してラカンは、『本能の放棄』といった用語を決して用いなかった。また(私の知るかぎりでは)自我が欲動を昇華するか、さもなくば完全に放棄するかしなければならないと主張することもない。その代わり、彼は享楽の喪失に焦点を当て、主体はこれと折り合いをつけねばならないとする。ラカンは、フロイトが高尚にもそうしたのとは異なり、欲動を『粗野なもの』とはしなかった。すなわち、克服する必要があるものとして特徴づけることは決してなかった。むしろ主体こそ、何らかの重要な水準で欲動であり、分析の終わりには欲動との新たな関係を築かなければならない。すなわち主体は欲動を、これまでとは異なった仕方で考慮できるようになる必要があるのだ。」

・ラカンの自我概念
「ラカンのおける自我の概念はすべて、フロイトのいくつかのテクスト・・後期のテクストに見いだされるものとはまったく異なっている・・『自我とエス』(1923)に見られるような、自我を身体の表面の投影として捉える定式とうまく一致する・・ラカンは、誰か他のひとの仕事にコメントする場合は別として、自分からは決して自我を、三つの主人のあいだ。。エス、超自我、そして外的現実のあいだでもがきながら、主人たちの違いを取りなし、その要求を満足させようと試みる、そのようなものとして語ることはなかった・・。」p17(17)

・ラカンはフロイトと治療の指針は隔たっていた
「『治療の指針』では、フロイトの立場とは一見はるかに隔たった定式が見いだされる・・『自我は欲望の換喩である』というもの・・この定式が表面上はいかに暗号めいたものに見えようと、分析作業における自我の役割に関するラカンの見解は、彼の同時代人の多くのそれとは明らかに異なっている・・彼らの仕事は大概、フロイトの晩年の定式に関する種の解釈、主としてアンナ・フロイト流の解釈にもとづくものだからである。」p17(25)

:分析は二項的な関係性ではない

・ラカンの同僚たちが解釈したフロイト後期
「ナシュト・・精神分析を二者関係として・・二人の人間だけを含む関係性として理解できると示唆・・ラカンは、この論文(治療の指針)のはじめで、分析にはつねに少なくとも四つの陣営があることを明らかにしている・・自我としての分析家、およびダミーとしての分析家(あるいは死者・・本質的には大文字ではじめる<他者>としての分析家)、そして自我としての分析主体、および無意識の主体としての分析主体・・。」p18(1)


本サイト女性の心を楽にし、癒し、女性を生産的にするためのパサージュ集

 

本を購入することはネットから容易に行なうことができますが、その中に埋もれてる女性の知的欲求を磨くためのコンテンツ(文体)に出会えません。
そして、女性は多忙な生活を送っているのに、その中に本を探しに行き、そこから良いコンテンツに出会うまでの時間的余裕がまったくありません。
そのような事情から、現代小説のような連続性を内在させた形式に縛られたものや、すぐに結果が出るためには?のようなハウツー系に手を出してしまい、結局すぐにその本を読み終えても、知的欲求が刺激されることはほとんどありません。
本サイトはそのような事情をふまえて、コンテンツを中心に記載し、その文脈も哲学性がないものはまったく採用しておりません。
本サイトを運営する哲学性を持つ専門者が、吟味して、あなたの生きる時間を想像して選出しており、アナログで入力するため、未完成のままであります。
随時、更新させていきますので、ぜひご活用頂ければなと存じます。


本サイトのご説明をいたします。
美意識には、刺激として入力が必要だと申し上げました。
そして、入力には自分で刺激を用意しては、予期しないことでないため、それでは入力系にはならないとお伝えしました。

それを容易に叶えるのが本サイトであります。
本サイトは、女性であるあなた自身が今よりも充実感や幸福感を高め、日々が満たされるよう、そのお手伝いをさせて頂くことがビジョンです。
そのための入力を反復して頂くことが充実感や幸福感、美意識による生き方の変更、日々感じておられる仕事や人間関係などの疲れ、心に限らず身体に感じるイライラ、倦怠感、憂鬱な気持ちにも対応できるようになっています。

入力を促すには、本サイトが無料でお読み頂ける実践的哲学で構成された記事をお読みください。
これは、本来の普遍的傾向でしたら、無料でお読み頂く記事を無料にはしないほどの内容と質と量が伴っており、この記事が有料となるのですが、入力は自由にやって頂く方が適切だと考え、生の哲学を現代に合った文体で読むことができます。
これが、始原的な入力となり、何度も読んで頂きますと、入力の神経系は解放され、そのうちあなたの内部運動が持つ制御が生まれ、発散から収束され、あなたの思考の資材となります。

そこからより個別的に自分磨き、または疲れがなかなか取れない、孤独感があって、一人で過ごすことは不安や焦りが出てくる感覚がある方は、一歩進んで個別的実践的哲学に導入することをお勧めいたします。

・スタンダードメンバー;月額864円
本記事への質問し放題、月二回にあなたに合った個別的哲学のエクリチュールを提供させて頂きます。

・プレミアムメンバー;月額2,700円

あなたという一人の人を哲学により解体し、実際の未来へのビジョンや理念を立たせるお手伝いをいたします。必要に応じて、パロール(話し言葉)が必要ならオプションで実践的哲学をトレーニングしている哲学者とコミュニケーションの時間を作ります。

ご興味のある方は、ぜひご連絡をお持ちしています。
お問い合わせ

  • この記事を書いた人

tak

疲れた女性を楽にするために交流を人を気にせずに行える空間を提供したいと思い考えました。どしどし発信をお願いします。

-女性の心を落ち着かせる言葉

Copyright© 女性の心の疲れと不安を取る励ます女性に合った哲学の実践 , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.